
一家を支える方が亡くなったときは、突然収入が途絶えます。収入が途絶えれば、当然ながら生活の維持も難しくなるでしょう。しかし、収入保障保険に加入すると、保険金を毎月の収入の代わりとして受け取れるので慌てる必要はありません。そこで当ページでは、収入保障保険でおすすめできる保険会社を3つご紹介します。
オリックス生命
オリックス生命保険株式会社
住所:東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイス イーストタワー
TEL:0120-679-390
オリックス生命は、オリックス株式会社が100%出資している生命保険会社です。医療保険やがん保険、そして死亡保険など多数の保険商品を取り扱っています。オリックス生命の収入保障保険の名称は「家族をささえる保険キープ」です。
家族を支える保険キープ
家族を支える保険キープには、3つの特徴があります。ひとつ目は、生活費を確保できる点です。一家の大黒柱ともいえる存在の方が急に亡くなると、生活するためのお金がすぐに底をつきます。
たとえば、一か月に必要な生活費が20万円でもらえる遺族年金が15万円だった場合は、毎月5万円不足します。しかし、家族を支える保険キープなら不足している5万円をしっかり確保、生活費不足による支払いの滞納などを防げます。
ふたつ目は、手ごろな保険料の実現です。本来あるはずの解約払戻金をなくして、さらに年金受給総額を徐々に減らしながら保険料の上昇を抑えています。3つ目は受取方法が選択できる点です。前述の通り、毎月も可能ですし、一括受取もできます。
生存中でも保険金を受け取れる
家族を支える保険キープは、余命6か月以内という医者の判断があっても保険金を生活費として受け取れます。もちろん、6か月間の利息や保険料を引いた金額になりますが、決まった金額が受け取れるので安心です。また、重度の障害になった場合は、保険料が免除されますが、保証は続きます。
FWD生命
FWD生命
住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-2-5 日本橋本町二丁目ビル
TEL:0120-622-211
FWD生命は、1996年に設立された富士生命は、2021年にFWD生命に生まれ変わりました。日本における契約件数は2021年時点で170万件に達しており、2022年オリコン満足度の収入保障型生命保険商品ランキングでは2年連続で1位を獲得しています。
1位を獲得した商品は「FWD収入保障」です。FWD収入保障は、大切な方が亡くなっても生活に困らないように、毎月決まった生活費をしっかりサポートします。
柔軟な対応が可能
FWD収入保障は、柔軟な対応が可能な保険です。保険料については、基本的に契約しやすい料金です。しかし、健康状態が良好、煙草を吸わないといった方の場合は、さらに割安な保険料になります。
また、生活支援特則を付けると、所定の高度障害はもちろんのこと、介護保険制度の要介護1以上、身体障害者福祉法で1~4級のからでも毎月の支払いが可能です。
配偶者同時災害死亡時割増特則
FWD収入保障は、配偶者同時災害死亡時割増特則を付けると、通常の遺族年金に災害割増遺族年金を上乗せします。たとえば、自動車による事故などで父親を失った場合は、母親が働き、不足分を遺族年金で補うという方法を取れば、今まで通りの生活をおくることも可能かもしれません。
しかし、両親ともに失った場合は、遺族年金だけでは足りないため、残された子どもたちは生活する術を失います。このような事態に備えるのが配偶者同時災害死亡時割増特則です。特則を付けると、年金支払の期間満了まで毎月生活費をサポートします。
メディケア生命
メディケア生命保険株式会社
住所:〒135-0033 東京都江東区深川1-11-12 住友生命清澄パークビル
TEL:0120-315-056
メディケア生命は、住友生命グループの生命保険会社です。2022年時点での契約者数は140万件、シンプルかつ分かりやすい保険商品は多くの方に選ばれています。代表的な保険商品は、医療終身保険の新メディフィットA、がん治療保険のメディフィットがん保険、そして両立区分型収入保障保険のメディフィット収入保障です。
保険料が高くない
子どもに必要なお金は、成長とともに年々減少するのが一般的です。メディフィット収入保障は、子どもの成長に合わせて設計、必要な保証額とともに年金受取総額も段階的に減少していきます。また、年金の受け取りは、一部を一時金、すべてを一時金、一時金をもらいつつ、毎月年金を受け取る方法も選択可能です。
健康状態で保険料が変わる
メディケア生命のメディフィット収入保障は、加入者の健康状態で保険料が変わります。たとえば、たばこを吸わない方です。周囲にたばこを吸う方がいたとしても、喫煙検査の結果が良好であればたばこを吸っていないと判定されます。たばこ以外では、BMIや血圧もメディケア生命の基準を満たせば保険料の割引対象です。
また、特定3疾病保険料払込免除特約を追加すると、特定3疾病になった場合は保険料が免除されます。もちろん、一定の条件や理由に該当する場合のみですが、万が一のときは助かる制度です。ちなみに特定3疾病とは、がん、心疾患、脳血管疾患の3つの病気で、メディケア生命が定める理由に該当した場合に特約が適用されます。
まとめ
今回は、オリックス生命、FWD生命、メディケア生命の3つをご紹介してきました。今まで当たり前に得ていた収入も、突然の事故や病気でなくなることもあります。大切なのは、万が一のときのための十分な備えです。各生命保険会社では、全員の健康を願いつつも、公的年金の上乗せ分に充てられる収入保障保険を検討してみましょう。ただし、保険会社の収入保障は、それぞれ特徴が異なります。現在利用している保険会社も含め、ご家庭に最適な収入保障を選びましょう。