内水氾濫に備える火災保険の選び方

公開日:2022/08/30

火災保険という名前から火事の場合のみに適用される保険だと勘違いされている方が多いですが、火災保険は内水氾濫などの水害も保証対象となっているケースが多いです。本記事では、内水氾濫に備える火災保険の選び方について解説します。内水氾濫に備えて火災保険に加入しようか迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも「内水氾濫」とは?

聞きなれない言葉ですが、そもそも内水氾濫とはどういう意味なのでしょうか?内水氾濫とは、都市部に台風やゲリラ豪雨などで雨がたくさん降った際に、排水溝から水があふれてしまう状況のことを言います。皆さんも大雨の日に一度は道路に水があふれて川のようになってしまっているのを見たことがあるのではないでしょうか?あれが内水氾濫です。

下水道や排水溝には雨などの水を処理できる限界があります。日常的な雨程度であれば問題なく処理できますが、台風やゲリラ豪雨などの雨量になってしまうと処理しきれないため、道路上に溢れてきてしまうのです。なお、大雨などで川の水が増加し、川の水が堤防を超えて外側に流れてしまうことには河川氾濫という名前がついています。

内水氾濫に備える火災保険の選び方

火災保険は名前に火災とついているため、火災の際限定の保険だと勘違いされている方が多いですが、火災保険は火災以外にも補償が適用されます。火災保険で補償が適用される範囲は、火災・水害・土砂崩れ・落雷・盗難・高潮・雹などです。

保険によって細かい補償対象範囲などは違っています。必ずしもすべての火災保険で先述した自然災害が補償の対象範囲となっているわけではありません。勘違いして加入することのないよう注意しましょう。ここでは、内水氾濫に備えることを目的とした火災保険の選び方を紹介します。これから加入する予定という方は、参考にしてください。

水災保証があるか

内水氾濫に備えることが目的で火災保険に加入するなら、水災保証に対応しているかどうかをまず確認しましょう。多くの火災保険では、加入者が加入時に自分の補償範囲を好きなように決めることができます。

水災保証は、ゲリラ豪雨などの水害を補償範囲としている保証です。水害保証を火災保険につけることができなければ、火災保険に加入したとしても水害による被害の保証を受けることができなくなってしまいます。

ほとんどの保険では水災保証に対応していますが、対応していない可能性もあるため加入の際は忘れずに確認するようにしましょう。

火災保険の補償対象

火災保険の補償対象は、建物と家財に分かれていることが多いです。両方加入するか片方のみ加入するかを選べることがほとんどのため、自分が加入したい補償対象を選べる保険を選ぶようにしましょう。なお、持ち家の方は両方の加入がおすすめで、賃貸の方は家財のみの加入がおすすめです。

火災保険の金額

ほかの保険同様に水災保証や火災保険の金額は、加入する保険によって違います。火災保険はほとんどの保険会社で加入時に免責金額を設定することで月額料金が決まるため、ある程度保険会社を決めた後でも調整することが可能ですが、月々の支払額によっては生活が圧迫される恐れもあるので慎重に検討するようにしましょう。

火災保険に水災保証を付けるかどうかの判断基準

火災保険に水災保証を付けるかどうかの判断基準を解説します。水災保証を付けるかどうかで迷っているという方は、参考にしてください。

住んでいる地域

火災保険に水災保証を付けるかの一つ目の判断基準は、住んでいる地域です。海辺や川などの水辺に近い場所に住んでいる方と周りに水辺がない場所に住んでいる方とでは、水害に合う確率も変わってきます。台風やゲリラ豪雨などによって川が氾濫してしまうことは少なくないため、水辺の近くに住んでいるのであれば火災保険に水災保証を付けるのがおすすめです。

住んでいる建物

火災保険に水災保証を付けるかの二つ目の判断基準は、住んでいる建物です。低層に住んでいるのであれば内水氾濫・河川氾濫が起こった際に、自宅が被害を受ける可能性が少なくありません。そのため、戸建て住宅などの低層に等住んでいる方であれば火災保険に水災保証を付けるのがおすすめです。

ハザードマップを確認する

国や各自治体からハザードマップというものが作成されています。ハザードマップとは災害が想定されている地域や避難場所が確認できるマップです。ハザードマップを確認すると災害時自分の住んでいる地域に、どの程度の被害が出る可能性があるのかを確認することができます。ハザードマップを確認して災害時に自宅が浸水してしまう可能性があるなら、火災保険に水災保証を付けたほうが良いでしょう。

すでに加入している場合

すでに火災保険に加入している場合は、まず水災保証がつけられるのか確認しましょう。ほとんどの保険会社では水災保証に対応していますが、中には対応していない火災保険もあるので注意が必要です。

まとめ

本記事では、内水氾濫に備える火災保険の選び方について解説しました。いかがだったでしょうか?ゲリラ豪雨などの自然災害による被害は、意外とたくさん起こっています。すこしでも不安があるなら、もしもの事態に備えて水災保証をつけた火災保険に加入しておきましょう。本記事が火災保険に加入するか迷っている際、役立てば幸いです。

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